タイNo.1クラフトビールを本店ルーイまで飲みに行ったら激安激ウマだったのでバンコクもう嫌
- 2019.05.25
- タイのクラフトビールは進んでいる
タイのクラフトビールで1番美味しいのはOUTLAW Brewing社のビールだとこれまでバカの様に言いふらしてきました。
今回はOUTLAWの本拠地、イサーン地方はルーイにまで足を伸ばして、やっぱり間違いなかったので紹介しようと思います。
ただ実際に行ってみて、バンコクで感じていたOUTLAWの実力がそれでもいかに過小評価だったかわかりました。バンコクで飲むどのビールよりも美味く、安かったです。
ルーイと行ったらチェンカーンというタイ人が愛してやまない観光スポットへの通り道としか思っていなかった方も多いと思います。
それも納得のルーイの閑散とした街並みたるやある意味素晴らしかったです。
ただ、チェンカーンの観光地らしい特性の影響もあってコンケーンよりも一層のんびりとした空気。外からの来訪者に優しい人々が印象的でした。
外観
店の外観は簡素なテナントにひっそり収まっており、コンケーン店とほぼ同じでした。植物が飾ってある分チル度高め。
外のテラス席からはちょっと変わった装飾の寺院と大きめのお堀があって、タイローカルな雰囲気を味わいながら楽しめます。
内装
内装も壁に書かれていたビールの製造工程のイラストが同じ。こちらにしかなかったのは本店らしく、これまで作ってきたOUTLAWのプロダクツ。誇らしげに飾ってありました。どれもうまかったんだろうな。
どんなビールがある?
さて、早速お待ちかねのビールを注文です。
最近知った知識ですが、僕の好きな「黄色くて濁ったやつ」はNEPA(ニューイングランドペールエール)とかNEIPA(ニューイングランドインディアペールエール)とかいった種類らしいんです。
どおりで「ヘイジーなIPA」と頼んでも濁ったやつがきたり透明なやつが来たりと安定しなかったわけです。『ヘイジー=黄色くて濁ったやつ』では無いとわかったのは大きな収穫でした。
タップリストはこんな感じ
さてそれでは早速頼んだビールを写真つきで紹介して行きましょう。
In A Haze NEIPA
まずはNEIPAで爽やかにスタート!
In a haze
苦味少なめでパインジュースの様な一杯。
Dirty Bomb DIPA
お次はDIPA。苦くて透明でガツンとくるIPAのことです。
Dirty Bomb
バンコクでも飲めるShowDown IPAよりもスッキリとしたDIPAでした。名前は中二病っぽいけど苦味の強い大人のビールです。
Rusberry Passion Sour
フードも来たのでさっぱりしたのが欲しくてお次はSourを頼みました。
その名の通り、ラズベリーとパッションフルーツの香りで美味しく酸っぱいサワービールでした。
Pomelo NEPA
そして今回のチャンピオン!NEPAです。
Pomelo
ポメロとはグレープフルーツのこと。爽やかな柑橘の香りと苦味がバッチリ仕上がっていて、In a hazeよりもガツンと来る分クセになる!1口飲んだが最後、今宵はくたばるまでポメロを飲み続けようと1杯で決意しました。
フードも充実!
せっかく540キロも離れたお店まで来たので今回はフードも存分に楽しみました。
どれもビールのお供としておいしかったけど、オススメはステーキとミートパイです。
こちらAged Beef Stake 250Bくらいでめちゃ安激ウマコスパ最高ステーキでした。
こちらはチキンウィング。手羽先の唐揚げ。ちょっと油が古かったのかな?屋台っぽい味がしました。
エビシュウマイ。普通。
ミートパイ 180Bこれもコスパ最高!パイの中にはほろほろに煮込まれたビーフシチューのような牛肉が。
お会計
1番うまかったポメロが120バーツでした。120バーツて…バンコクのクラブやバーで飲むシンハーより安い。
お会計は2人で満足するまで飲んで、記念にオリジナルTシャツやグラスも買ったのに全部で1700バーツくらいでした。本当にありがたい。
場所
OUT LAWのお店はルーイ市街地にあり、ルーイでホテルを取るなら徒歩でも行けるくらいのアクセスしやすい立地にあります。
ただ、暑いので、レンタルバイクを空港で借りた方がいいかもしれませんね。
ルーイについてのホテルや他のお店の詳しい記事はサワディーガールが書いているので参考にしてください。
SNS
今回は到着日が禁酒日で、お店がやっているか不安だったので、こちらのfacebookページにコンタクトを取ってみました。
答えは禁酒日はお休みとのことで、日曜日に全てをかけることにしました。
メッセージを送った時に、NEIPA飲みたいと伝えたら、その日多分タップにつながっているよ!とオーナーのマイクさん自ら返信を返してくれました。
話していた時に、もしかしてfacebookでメッセージくれたの君!?と少し話のネタにもなったので、連絡してみるといいかもしれませんね。
最後に
このお店の店主はついに出会えたOUTLAWの親玉。カナダ人のマイクさん。
この日はずいぶん混んでいてゆっくり話すことができなかったけど、バンコクから来たと伝えるとバンコクで開催されるビールのイベントを教えてくれました。
タイのこんなローカルな場所に、味も値段もタイ国内最高のブリュワーがあるというんだから、、、
もっと頑張ってくれバンコク!
是非ともビール好きはこのためだけにでもとても価値のある旅になると思うので是非足を運んでいただきたい。
とにかくもう一度、、、というか毎週末にPomeloが飲みたいサバイディーボーイでした。
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